経営理念
環境に配慮した養豚経営を実践することで地域へ安全で美味しい豚肉を供給し、福井県と北陸を代表する養豚企業を目指す。社員全員が仕事のやりがいと生きがいを感じることのできる職場環境づくりを実践します。
歴 史
昭和二十三年に故時岡浩(当時二十三歳)が満州開拓少年義勇軍時代の仲間三人と現在の越前市鴉ヶ(からすが)平(だいら)町に入植しました。二階建ての掘立小屋に四人で共同生活をはじめ、スイカ、養蚕(ようさん)、キャベツ、イモ、ナタネ、アズキなど様々な作物を手がけましたが、土地が小山の里に近い傾斜地ということもあり、地下水が高く、栽培がうまく行かなかったようです。昭和二十六年に土地を肥やすために豚一頭を導入しました。このころは仲間四人と力をあわせてやっていましたが、一人は他界し、もう一人は農業に見切りをつけて出て生きました。
昭和三十五年に、当時全国的に流行った全面協業経営を「実験農場」と銘うって四戸ではじめました。豚・スイカ・ダイコン・水稲を飼育・栽培していましたが、養豚は繁殖と肥育を分担して協業経営する形態だったようです。しかしその後、協業経営がうまくいかず分解することになり、この頃から養豚経営の基礎を築きはじめました。
現代表の時岡伸が当時大学三年生(昭和48年)の時に養豚の専業化のため鉄骨組肥育豚舎を建設し、本格的な養豚経営に舵をきるようになりました。当時、母豚20頭(年間肥育豚出荷頭数約400頭)でした。
沿 革
1951年 | 故時岡浩が肥料をとるために豚1頭を導入。 |
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1960年 | 四戸の協業経営で「実験農場」開場するもうまくいかず解散。 この頃から養豚経営の基盤を築き始める |
1973年 | 母豚20頭一貫経営で養豚専業化のため鉄骨組肥育豚舎を建設 |
1991年 | 法人設立 有限会社睦美ファーム 母豚80頭 |
1995年 | 繁殖用母豚のコツワルド種を導入する |
2005年 | 人工授精を導入する |
2018年 | 繁殖用母豚のピクアに切り替える |
2020年 | 母豚増頭のため豚舎整備を始める 同年九月 肥育舎完成 |
2010年 | 次男(敦)がメンバーに加わる |
2013年 | 三男(朝)がメンバーに加わる |
2020年 | 肥育舎(1,080頭収容)1棟が稼働開始する |
会社概要
社 名 | 有限会社睦美ファーム |
代表者 | 時岡 伸 |
所在地 | 福井県越前市安養寺町157-61 |
TEL & FAX | TEL 0778-29-2305 FAX 0778-29-2905 |
設 立 | 平成元年(西暦1988年) |
生産品種 | LWD(ピクア♀×デュロック♂) |
年間出頭数 | 2,300頭(2019年実績) |
主な取り扱い業者 | 立山畜産株式会社 日清丸紅飼料株式会社 湯浅商事株式会社 MPアグロ株式会社 |