日常管理の大切さ

『動物は飼い主に似る』

 温度や湿度の変化に敏感な豚はスタッフの細かい管理や衛生管理を保ちつつ安定した美味しさに繋がります。『動物は飼い主に似る』という謂われがありますが、これは養豚でも同じで、豚に対する日々の接し方(管理の仕方)で豚の性格も変わります。日常管理の中で穏やかに接すれば、豚も同じように穏やかな行動をし、一方で大声で叫んだり、叩いたりするような行動を管理者が行えば、豚は怯え狂暴な振る舞いをすることがあります。これは豚の肉質にも影響し、健康で美味しくするために、様々な飼育環境の要因を考えます。

豚はどうやって加工されるの?

農場から屠畜場に出荷

肉豚が生体重110㎏~120㎏にまで成長すると自社のトラックで富山県にある株式会社富山食肉総合センターへ出荷されます。

屠畜処理

食肉センターで屠畜を行います。屠畜された豚(と体)は食肉衛生検査所の獣医師により衛生検査が行われ、合格した「と体」は枝肉として食肉卸業者へ流通されます。

解体処理

食肉センター内にある食肉卸業者の加工場で枝肉の解体作業が行われる。解体された枝肉は、脱骨や整形処理が施されスーパーや食肉販売店などへ販売されます。

加工処理

食肉販売店で、食肉卸業者から調達した原料肉(ウデ、肩ロース、ロース、ヒレ、バラ、モモなどに大別される)がスライス加工され、パック詰めされて商品化されます。

美味しくて. . . ぶっ豚だ。

地元の生産者の顔が見える、直接のお渡しになるので、安心と信頼がお届けできます。
個人・団体様への予約制による注文販売のほか、土日の週末は越前市内の農産物直売所(龍神市、百姓の館南店、百姓の館国高店、百姓の館シピィ店)で店頭販売しています。

笑顔になるポイント

餌について

子豚なら脱脂粉乳やホエーの割合が多いものを、大きくなった豚には魚粉、穀類を多く含めたものに切り替え、成長過程に応じて飼料の種類や量を変えています。豚の適正な成長へ促すための大事なプログラムの一つです。

鮮度と品質

生産した豚のうち一部を買い戻し、「越前しらやま豚」ブランドとして、地域で販売しています。事前に予約をいただいてから、肥育豚出荷先のグループ会社から直接買い戻すため鮮度がよく、一定の安定需要があります。

越前市白山地区という環境

綺麗な水と空気は豚が育つ上でとても重要です。山に囲まれていることで、疫病の感染リスクが少なく、飼育環境を整えているので、安定した豚の供給が可能です。また自然豊かな中で私たちの負荷も軽減する環境とも言えます。

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